第2回 やるべきことは PANTHERS
2003
-50th Anniversary-
DATE May 3rd(Hol)
PLACE Biwako Kusatsu Campus
SCORE
  1Q 2Q 3Q 4Q
PANTHERS 10 17 7 0 34
TRITONS 0 0 0 3 3
得点経過
1Q #18高田Pass→#89栗山 7yds TFP #83片山Kick
#83片山Field Goal 27yds
2Q #18高田Pass→#89栗山 35yds TFP #83片山Kick
#7長谷川Kick Off Recover TD TFP #83片山Kick
#83片山Field Goal 29yds  
3Q #18高田Pass→#11木下 73yds TFP #83片山Kick
4Q #21 Field Goal 42yds
STATS
  PANTHERS TRITONS
Touch Down 4 0
1st Down 回数(ラン-パス-反則) 18(4-14-0) 9(6-3-0)
P-A-T 1point 4/4 0/0
2point 0/0 0/0
総獲得yds 412 188
攻撃回数 51 45
平均yds 8.07 4.17
パス 獲得yds 380 86
成功/回数 22/33 10/12
成功率 66.7% 83.3%
被インターセプト 1 1
ラン 獲得yds 32 102
回数 18 33
平均yds 1.78 3.09
FG 成功/回数 2/2 1/1
反則 回数 5 4
喪失yds 35 25
3rd Down Comversions 7/11 4/12
4th Down Comversions 0/0 0/0
Ball Possesion 22:09 25:51
観戦記 立命館大学体育会アメリカンフットボール部パンサーズ創部50周年記念試合。
BKCクインススタジアムに応援団も登場し、灼熱の日差しの中行われた。
 
-まずはいつものように-
立命のリターンから試合がスタート。#19冷水のリターンは自陣28ydsで止まり、そこから立命のファーストシリーズ。
QBはもちろん#18高田。#89栗山へのパス失敗、#23古川のランで全く進めずに3rd Down。
#89栗山へ22ydsのパスがHITして最初のダウン更新。
続いて#19冷水へのプレアクションパスで連続フレッシュ獲得。
さらに#3齋藤が左を突いて24ydsを一気に進んで敵陣8ydsへ。
最後は#18高田が左へロールして
#89栗山へ7ydsのパスを決めて先制TD!
まずはいつものように先制してゲームを有利に進める展開へ。
 
-ディフェンスの課題-
DLスターター2人が欠けていることに加え、LB#5西がスターターから外れたディフェンス陣。
LBに#36吉川(正)を入れて東海大オフェンスに挑む。
ところが最初のシリーズから東海大の攻撃にテンポ良く攻撃を展開される。
2回のダウン更新を許し、もうすぐで立命陣内に入りこむというところまで攻められる。
この流れを絶ったのは新戦力、#59谷野が東海大RBをロスタックルに仕留めると、
東海大QB#11の放ったパスを#36吉川(正)がインターセプト!
序盤から課題も露呈したが、そこを自力で帳消しにするのが「アニマルディフェンス」のいいところ。
チームを盛り上げる。
 
-この勢いで-
オフェンスが自陣48ydsからの攻撃。
しかし、いきなりフォルススタートの反則で罰退。
その後、#23古川へのスクリーン、#3齋藤のランなどでダウン更新すると、#84河瀬へのパスで連続でダウン更新。
ホールディングの反則で罰退した直後、#19冷水が#18高田のロングパスをスーパーキャッチ!
これで一気に敵陣2ydsとするが、この後が続かない。
#18高田がサインミスからかボールをファンブルし大きくロス、それを3rd Downまでに回復できずに結局Field Goalへ。
しかしここは#83片山が落ち着いて決めて10-0。
 
-波に乗るディフェンス-
第2Qは東海大のオフェンスから。ここで前のシリーズから勢いに乗ったディフェンス陣がさらに強烈になる。
まずは#83林へのパスが決まるがCB#13三宅が素早い出足で4ydsのゲインに止めると、
2nd and 6では東海大QB#11のランをCB#17黒田がノーゲインに抑える。
そして恐ろしかったのは3rd and 6。
インサイドから#99八木、右から#34長田の強烈なブリッツが入って東海大QB#11をタックル!
大きくロスさせてパントへ。
そしてこのパントではRET#11木下が、近くまで来ていた東海大カバーチームの左を捲り一発!
驚異的なスピードで50yds地点までリターンした。
 
-痛恨-
木下のビッグリターンで得た50yds地点からの攻撃。
勢いに乗りたいところだが、どうも攻撃の歯車が噛み合わない。
#11木下へのパス、#23古川のランで連続ダウン更新するものの、敵陣10ydsとした3rd and 10、
#18高田が#11木下へ放ったパスを狙われ、痛恨のインターセプト被弾。
オフェンスは思うような攻撃を展開できず、少しずつ問題を露呈しはじめた。
 
-苦しみながらも-
ここからの東海大のシリーズはディフェンス陣の奮起であっさりとパントへ。
立命は自陣40ydsからの攻撃。
ここまでオフェンスは思うような展開になっていないものの、少しずつ進んでいく。
#3齋藤へのスクリーンパスや#11木下へのパスで2回のダウン更新。
敵陣35ydsとすと2nd and 10で#11木下へのロングパスを試みる。
木下はスーパーキャッチをするものの、これはアウトバウンズでパス失敗。
再びパスを試みた3rd and 10、
#89栗山へドンピシャの35ydsTDパスが決まってようやく2本目のTDをもぎ取る。
 
-2003年の流行(?)らしいです-
続いての立命のキックオフ、#13三宅が蹴ったボールを東海大RETが見逃し、ボールは転々とエンドゾーンの方へ...
立命の選手が抑えようとしたところで東海大の選手も気がついたのか、ボールは両チームの選手で奪い合いに。
しかしこれを
エンドゾーン内で抑えたのは立命#7長谷川!!(だと思います)
なんとキックオフをリカバーしてのTD!こんなの初めて見ました。
どうやらこういうプレーは今年のKGボウル・関学対日大でもあったようで、今年の流行らしいです(苦笑)
 
-前半最後-
前半最後のシリーズは自陣45ydsから。
ここかれ#84河瀬が大活躍!まずは20ydsのロングパスをしっかりキャッチすると、
続いて右サイドギリギリのところへ飛んだパスをスピードで追いついてキャッチ!
2プレー連続でフレッシュ獲得となったが、時間は残り5秒。
1st and 10でパスを投げ捨て、残り2秒となった2nd DownでField Goalを選択。
ここも
#83片山が29ydsをしっかり決めて27-0で前半を終了した。
 
-一閃!-
東海大のレシーブからスタート。#2岩崎のリターンで東海大自陣39ydsからの攻撃。
1st and 10で大きく進まれてしまうが、その後はパントへ。
そして立命の後半最初のシリーズ、#3齋藤、#23古川のランで距離が稼げず。
3rd and 8でも#18高田がパスの構えからスクランブルでなんとかダウン更新。
しかも次のプレーではホットラインの#19冷水へのパスも失敗。
漂い始めた嫌な雰囲気を吹っ飛ばしたのは#11木下
#18高田のパスを受け取った#11木下はエンドゾーンまで一気に73yds駆け抜けてTD!
一発の威力をまざまざと見せ付けた。
 
-Dメンバーも入れ替えで-
東海大がこの試合初めてのビッグリターンで自陣43ydsのいいポジションから攻撃開始。
立命ディフェンス陣は前のシリーズからDL以外を大きく入れ替え。特にDB陣は総入れ替え状態。
2回のダウン更新を許し立命陣内25yds、止まってもFGを狙われる距離まで来た。
しかしここで#20内田がインターセプト!なんとか失点の危機を逃れる。

-しかし-
内田のインターセプトで自陣14ydsからの攻撃。
#19冷水・#89栗山へのパスで最初のダウン更新。
#22佃のラン、#3齋藤へのスクリーンパスに続いて今度は#22佃へのスクリーンパスで14yds獲得。
2回のダウン更新をするものの、やはりどこかおかしい印象のある立命オフェンス。
その予感は的中してしまった。
パスをレシーブし左サイドを大きく縦に上がる#84河瀬が相手のタックルを受けてボールをファンブル、
それを東海大の選手に抑えられてファンブルロスト。
やはり後半は波にノってこない。
 
-今季初-
その後は東海、立命ともにパントへ。
立命は今季初のパントとなる。ここで注目なのはP#13三宅のパント
高く上がったボールはバウンドした方向も良く、敵陣5ydsへと転がる絶妙なパントとなった。
 
-こちらも今季初-
#13三宅の好パントで自陣5ydsからの攻撃となった東海大の最後のシリーズ。
ここで東海大オフェンスが意地を見せる。
#2岩崎へのパスで26yds、#28(?)のランで25ydsと、2プレー連続でビッグゲイン。
立命陣内に攻め込む。と、ここで立命ディフェンスがオフサイドの反則。
さらに#83林へ21ydsのパスを決められて残り15yds地点でダウン更新。
そこから#2岩崎へのパスで9yds前進、さらにQB#11のキープで3yds地点で1st Downを与えてしまう。
ところが、そこから東海大オフェンスがミスを連発。
交替違反、ディレイオブザゲームの反則を連発しプレーしないまま10yds後退。
さらに東海大QB#11を#34長田がサックし大きくロスさせて18ydsまで後退させた。
結局東海大にエンドゾーンを割らせることはなかったが、42ydsのField Goalを決められて今季初失点。
その後、立命最後のシリーズでQB#12池野が登場するも得点に至らずで試合終了。
攻守ともに課題が明確になった試合だった。
 
 
 
試合を
振り返って
いやぁ、暑かったですね。毎年この時期同じこと言ってますし、同じように日焼けしてます(学習しない)
観戦してたみなさん、日焼けの方は大丈夫でしょうか?
こうなったら思いっきり焼くか完全防備するかどちらかですね。
来週からしっかり対策を立てて観戦しましょうね。

さて試合の方ですが、相手が関東1部の東海大だったということで、
チームの現時点での状態を把握するには絶好の試合でしたね。
現時点ではやはり課題の方が目に付いてしまいますが...その辺りを書いていきます。

まずはオフェンス。
う〜、やはりこの言葉を言わざるを得ませんね。「鍵はOLの成長」です。
長浜ひょうたんボウルとスターターは同じでしたが、第2Qで#50佐藤が負傷退場。
その後くらいからOLの力が落ちた気がしますね。ランも出なくなったし。
前に出るのもパスプロもまだまだといった感じ。
パスプロに関しては東海大DLに抜かれる場面も何度かありました。
東海大DLに機動力のある選手がいるとはいえ、ちょっと抜かれすぎの印象もありましたね。
まずは近大戦と横浜ボウルの早稲田戦に向けて、OLの構築は急務でしょう。
 
続いてQB#18高田。この日はほとんどの攻撃に出場。
流石に相手のラッシュが来た時も落ち着いてパスを捨てていましたね。
第2Qのインターセプトはパスの狙いすぎが原因でしたね。
あとはタイミングパスで息の合わなかったところもいくつかありましたから、
#19冷水、#11木下、#84河瀬以外のターゲットとの呼吸を合わせることが必要でしょう。
 
続いてレシーバー陣。
#19冷水、#11木下については注文もナシ。ホントこの2人が味方で良かったと思います。
#19冷水は技ありのパスレセプション、#11木下もスピードで東海大ディフェンスを置き去りにしたラナフターキャッチ。
やはりこの2人は今年もRits-Gunの最強の武器でしょう。
#84河瀬は「流石!」というプレーがありましたね。特に前半終了間際の2回のパスレセプションは凄かったです。
特に2本目の右サイドへのパスをスピードで追い付いてキャッチしたのは凄かったですね。
ただ、後半にはファンブルもありましたし、そういうところが課題かなと。
そしてTE#89栗山。この日は2本のTDパスレセプションの大活躍。
去年も加藤と交互で出ていましたし、今年も期待できそうですね。
 
そしてRB陣。
この日はランがそれほど出なかったのが課題でしょうね。
それはOLとの兼ね合わせもあると思いますが...やはりここも去年のエースが抜けたのが大きいのかな、と。
この日前半は#3齋藤、#23古川、#22佃の3人。後半は#3齋藤と#22佃の2人でランを展開していました。
#3齋藤はパワー、テクニックで相手を抜く力は十分にありますね。現在のところRB陣筆頭でしょう。
続くRBとしては#22佃と#23古川。
どちらかといえばスクリーンパスを受けてた印象が強いですが、#23古川は前半凄いスピードで上がったプレーがありましたね。
野本のようなデイライトRBタイプの選手が今のところ見当たらないのがちょっと気に掛かりますが...
取り敢えずこの3人が1本目を形成してますから、どれだけ成長するかも楽しみですね。
 
そしてディフェンス陣
スターターが3人が欠場していますが、新戦力の成長著しいですね。
 
まずはDL#59谷野。去年からも少しづつ試合に出ていましたが、この日もいい動きをしていました。
さらに#57岩崎。こちらも去年から出場していますが、いい動き見せてましたね。
この2人は最初のプレーからかなりラッシュかけていました。ロスタックルもありました。
#67谷澤は長浜に続いてフル出場。メキメキと力をつけてきてますね。
DL陣は人材が豊富ですし、もっと層が厚くなりそうで見ていて楽しいですね。
 
LB陣ですが#47宮口は相変わらずハードヒットですねぇ。凄いです。
#99八木ですが、この日は積極的にブリッツ入ってましたね。
特に第2Q入ってすぐ、FS#34長田と強襲したブリッツはかなりエグいプレーでしたよ。あれはマジで凄かったです。
この日は#5西のところに#36吉川(正)が入っていました。前述のように#47宮口・#99八木が目立ちづぎてしまうので、
地味に映ってしまいますが、堅実にプレーできていたのではないでしょうか。
その証拠に後半はインターセプトも決めましたし、初スターターとしては上出来だったのでは?
LB陣のスターター3人を脅かす程に、もっとレベルを上げて欲しいです。
 
DB陣ですが、パスを沢山通されていたのがちょっと気になるところですね。
前半は4/4で距離も短いのばかりでしたが、後半は6/8で長いのもかなり通されてます。
CBの1人は三宅で固定しそうですが、もう1人はこの日は#17黒田でしたね。
#17黒田はいい動きでしたね。前半でも、後半最後でもいいパスカットをしてました。
後半には#31早瀬や#20内田も出ていましたしCB争いは激しくなりそうです。
#4高橋、#34長田については言うことはないでしょう。
#34長田はこの日積極的にセーフティブリッツかけてましたねぇ。
これまでセーフティブリッツは#4高橋が多いような気がしてたんですが、この日はブリッツは#34長田の役目。
LBのところでも書きましたけど、第2Qの最初、#99八木とブリッツかけたプレーで#34長田は右サイドからのブリッツ。
ホンマに強烈でした。あんなブリッツかけられちゃ誰でも大きくロスしますって。
さらに東海大の最後のシリーズ。自陣深くで失点の危機に陥った時ももの凄いブリッツかけましたね。
あの5ydsロスさせるQBサックがなければエンドゾーンを割られていたかもしれません。それほど価値のある一撃でした。
 
ディフェンス陣全体の印象ですが、やはりスタートチームと後半のチームではまだまだ力の差があるなと感じました。
特にDBの項でも書きましたがパスを通されすぎでした。
簡単に東海大QB#11のパスが通っていましたからね。(確かにいいQBといいレシーバーだったんですが)
今はまだ春の段階ですし、まだ春の中でもどんどん成長していけるでしょう。
特に争いが激しいCBはこれからの成長しだいで大きく変わる可能性もありますからね。
あとは、やはり完封を達成して欲しかったという個人的な思いもありますね。
 
キッキングチームですが、やはり東海大相手でも強いですね。
注目は何と言ってもP#13三宅でしょうか。
1回しか蹴れませんでしたが、あの高い&滞空時間の長い&距離も出るパントは凄いですよ。
これは#14鏑木との争いが楽しみになってきました。
そしてK#83 片山。この日はTFPの他に2本のField Goalに成功。
いずれも30yds以下でしたが、これまで成功率100%は見事。安定したKickが魅力ですね。
次にRETの2人ですが、この2人はRETでもやっぱり凄い。
特に#11木下のパントリターン。近くまできていた東海大のカバーチームを捲り一発で交わし、
さらに50yds付近まで戻したプレーは圧巻でしたよ!
 
1本目が試合のほとんどに出場したことで、今年の課題もかなりはっきり見えてきたのではないでしょうか。
まだ近大戦までには時間もありますし、鍛え上げる時間はたっぷりありますよ。
まずはケガをしないことに気を付けて、課題を克服していって欲しいですね。
去年のチームもこの時期課題を抱えながら大きく成長したわけですから、
今年のチームでも絶対にできると確信しています。
近大戦を一つの区切りに、横浜ボウルの早稲田戦を春の集大成とできるように一生懸命練習して下さい。
 
   
STARTING
MEMBER
Offence Deffence
TE 89 栗山 大祐 4 DE 54 平井 基之 4
LT 50 佐藤 徹弥 3 DT 59 谷野 雄治 2
LG 63 人羅 真一 4 DT 67 谷澤 真生 2
C 77 伊部 勇作 3 DE 57 岩崎 健次郎 3
RG 66 山崎 琢 4 LB 99 八木 康太 4
RT 70 川登 一幸 4 LB 47 宮口 祐介 4
HB 7 長谷川 昌泳 3 LB 36 吉川 正人 4
SE 11 木下 典明 3 CB 13 三宅 剛司 2
QB 18 高田 鉄男 4 SS 4 高橋 健太郎 4
TB 3 齋藤 壽師 3 FS 34 長田 健 4
FL 19 冷水 哲 4 CB 17 黒田 雅宏 2
K 83 片山 悠 1 P 13 三宅 剛司 2
NEXT GAME またも灼熱の日焼け天国(?)か?
5月11日(日)BKCクインススタジアムで大阪学院大学とのJV戦!
今年は新戦力が熱い!Kick Offは13:00!
みなさん日焼け対策はしっかりとして来て下さいね。
REVIEW 第1回 「Ultimate Crush」

第2回 「やるべきことは」
 
 
i-modeからの試合経過です。
細かくはないですけど。

東海大戦メンバー表です。
関西学生アメリカンフットボール連盟HP。
公式記録はこちらで確認して下さい。

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